じんましんの予防は、今まで経験してきたじんましんから判断し防ぐことが出来ます。自分のじんましんが、いつどこで、どんなことが原因で発症するかを知っておくことが、最良の予防策になります。そのためにも皮膚科の専門医で受診することをお勧めします。丁寧に調べてもらうことにより原因がわかれば、それを避けることでじんましんを防ぐことができます。
アレルギー性じんましんの場合は、原因物質を避けることが最良の予防と言えるでしょう。原因となるものが花粉であれば、マスクを着用することで防ぐことが出来ます。また、動物の毛によって起こるのであれば、ペットは飼わないようにしましょう。温熱じんましんの場合は、入浴する時はぬるめのお湯に入るようにします。入浴剤はかぶれる場合がありますので、使用する場合は医師に相談してください。コタツなども避けた方が良いでしょう。
寒冷じんましんの場合は、冷たいものを飲食しないように心がけて下さい。プールなど冷たい水に入るのも避けるようにしてください。他のじんましんの場合も、予防法としては原因物質を避けることが効果的です。(じんましんの種類だけではなく、環境、体質にも個人差があります)全てのじんましんに共通する予防法は、基本的な健康対策が挙げられます。
■生活リズムを整える。
■体調が悪いとじんましんが発症しやすくなるので、疲労や睡眠不足は避けるようにします。特に夕方に起こるじんましんの場合、寝不足や疲労が考えられます。
■暴飲暴食を避け、便通を整えましょう。便秘や下痢などの胃腸障害を起さないようにして下さい。腸内環境正常化は皮膚の代謝を促進します。これは腸がじんましんの原因を体内に吸収する際に、微小な傷を作らないようにするためです。
■いつも決まった食事を摂るのは避け、アレルギー性の食べ物、ヒスタミンを多く含んだ食品を制限します。ただし、食べ物にあまり神経質になり過ぎるとストレスが溜まります。
■皮膚への圧迫を避けるようにしましょう。皮膚の同じ部分が、長い時間ずっと刺激を受けていると、じんましんの原因になります。金属が原因でじんましんができることもあるので、衣類についている金具にも気をつけて下さい。
■入浴はじんましんに効果的のように思われますが、じんましんがあらわれやすい環境です。体が温まることにより起きる温熱じんましん、発汗によるコリン性じんましん、湯冷めが原因になる寒冷じんましんもあります。そして皮膚をこすりすぎると血管を拡げてしまい、機械的じんましんにも繋がっていきます。
■発汗によるコリン性じんましんは、発汗をコントロールしなければなりません。入浴や就寝中でも気をつける必要があります。
じんましんの予防としては、あまりストレスを溜め込まず、なるべく精神の安定を保つように心がけましょう。精神的負担は体の様々な異変を引き起こし、じんましんにもよくありません。
じんましんは、皮膚の浅い層の部分に赤みやブツブツなどの皮疹や、いろいろな大きさの部分的なむくみが出現してしまいその部分に強いかゆみを伴う症状のことを言います。じんましんの症状によって痛みや感じ方にも違いがあります。焼けるような熱さを感じることもありますし、チクチクとした痛みを感じたりすることもあります。じんましんは発症してから数分から数時間後にだんだんと消えてなくなります。
しかし、症状によっては再発を繰り返すこともあります。発症時間の短いじんましんで、すぐに治まるようなものが急性じんましんと呼ばれています。一方で、症状が治まらないまま痒さやしっしんが続くものを慢性じんましんと呼んでいます。じんましんの特徴は、赤みやかゆみだけではなく、症状がひどくなってしまうと次々に新しい膨らみがあらわれたり、どんどん範囲が広がったりすることもあります。
じんましんの大きさは、1~2mm程度から大きさは様々で、症状によってはじんましんが融合して、体の大部分が覆われてしまうといった危険性もあります。形そのものには特に意味はないのですが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴です。じんましんだと思っていた症状が、カサカサに乾燥してしまったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気を疑う必要もあるそうです。