コリン性じんましんとは、汗による刺激で発症するじんましんのことを言います。運動、毎日の入浴、精神的ストレスによる発汗が原因で起こるじんましんです。体にあらわれる変化は、皮膚の赤味とわずかな腫れ、そしてかゆみを伴います。コリン性じんましんが出来やすい人の症状は、歩行などで体が少し暖まるだけで急に背中が痛くなり、その痛みが首から頭に伝わります。その後かゆみが腰から尻へ、そして両足にも広がり、かゆみと共に痛みを感じることもあります。
コリン性は汗が原因ですので、夏の暑い時期などはかなり厳しく感じます。特に外出した時に支障をきたす場合が多く、最初は肌がピリピリし、そしてだんだんとかゆみがでます。症状は悪化することもあれば、悪化はせずに、たまに出る程度で留まることもあります。コリン性じんましんの原因と考えられているのは、アセチルコリンという汗腺を刺激する物質です。そのため一般的な検査としては、アセチルコリンを直接注射する方法や、熱や運動負荷を与え、皮膚の反応を観察する方法になります。
コリン性じんましんが起こりやすい人は、発汗すると、かゆみを伴った発疹が現れたりします。発疹を防ぐためにも、あまり汗を出さないような生活の環境をつくりましょう。原因物質が汗と限定できるので、汗をかかないことがじんましんの予防に繋がります。次の症状がある人は、コリン性じんましんである可能性が高いと言えます。
■少しの汗でも、発疹が現れかゆみがでる。(大きさは1~2mmと小さい)
■少しの汗でもピリピリとした痛みを感じることがある。(場合によっては、低血圧、腹痛、下痢を伴うこともある)
■発疹は腕に現れやすく、全身に発症するが手には出ない。
■じんましんの発症時間は数分~30分以内で、数時間で消えることが多い
コリン性じんましんの特徴は、10~30代の青年期に多く見られます。コリン性じんましんの治療では、汗が原因なので、日常生活のうえで汗に慣れることが大切です。週に1回、病院で行う汗の減感作療法や、また週に2回ほどジムに通って汗をかくことも効果が期待できます。また、香蘇散という漢方薬や整体を勧められる場合もあります。
じんましんは、皮膚の浅い層の部分に赤みやブツブツなどの皮疹や、いろいろな大きさの部分的なむくみが出現してしまいその部分に強いかゆみを伴う症状のことを言います。じんましんの症状によって痛みや感じ方にも違いがあります。焼けるような熱さを感じることもありますし、チクチクとした痛みを感じたりすることもあります。じんましんは発症してから数分から数時間後にだんだんと消えてなくなります。
しかし、症状によっては再発を繰り返すこともあります。発症時間の短いじんましんで、すぐに治まるようなものが急性じんましんと呼ばれています。一方で、症状が治まらないまま痒さやしっしんが続くものを慢性じんましんと呼んでいます。じんましんの特徴は、赤みやかゆみだけではなく、症状がひどくなってしまうと次々に新しい膨らみがあらわれたり、どんどん範囲が広がったりすることもあります。
じんましんの大きさは、1~2mm程度から大きさは様々で、症状によってはじんましんが融合して、体の大部分が覆われてしまうといった危険性もあります。形そのものには特に意味はないのですが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴です。じんましんだと思っていた症状が、カサカサに乾燥してしまったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気を疑う必要もあるそうです。