心因性じんましんとは、現代社会におけるストレスなど心の病がもととなって発症するじんましんのことです。心因性じんましんは、毎回ストレスを感じるごとに発疹があらわれます。ストレスを感じた時にかゆみが現れた場合は、心因性じんましんである確率が高いと言えるでしょう。
じんましんとは物理的刺激や食べ物で起こると言う認識があるために、ストレスによる影響で起きていると判断するのが困難でかもしれません。自分ではあまりわからないストレス状態、家庭や職場での環境の変化をきっかけに、じんましんが発症するようになります。じんましんはそのままの状態で、症状が悪くなることもあります。逆にたまに発生する程度で留まることもあります。
心因性じんましんは、精神的なショックを受けたり、急激な環境の変化によって不安になったりと、自分で対処していく力が及ばずに不安や抑うつ、無気力、そして引きこもりといったような精神的症状の場合に起こりやすいと言われています。心因性の症状は、躁うつ病、神経症、心身症に区別されます。心身症に分類される症状は次の通りです。
■ヒステリー、ストレス、てんかん、自律神経失調症など
心身症は精神的な面が大きく影響するため、内向的な人や情緒不安定な人に起こりやすいので、心と体の両面から治療することが必要です。ストレスに関係する心因性じんましんは、ある一定の限度を超えるといろんな病気のもとになります。
じんましん以外に、体の異常が見つからない時は、重すぎるストレスに対する体からの信号と受け止めるようにしましょう。心因性じんましんの治療は、通常のじんましんの治療とは少し異なります。主に精神的負担を軽くして、ストレスをなくしていく治療になるでしょう。原因物質が精神的負担を避けることが判明している場合には、心因性じんましんの治療、そして予防にもなります。
配偶者の死や離婚、夫婦別居生活、入学や卒業、退職、クリスマスなどといった、いろんなイベントもストレスに感じてしまうのです。専門の医師と相談して、適切な治療にしっかりと望むことが大切です。
じんましんは、皮膚の浅い層の部分に赤みやブツブツなどの皮疹や、いろいろな大きさの部分的なむくみが出現してしまいその部分に強いかゆみを伴う症状のことを言います。じんましんの症状によって痛みや感じ方にも違いがあります。焼けるような熱さを感じることもありますし、チクチクとした痛みを感じたりすることもあります。じんましんは発症してから数分から数時間後にだんだんと消えてなくなります。
しかし、症状によっては再発を繰り返すこともあります。発症時間の短いじんましんで、すぐに治まるようなものが急性じんましんと呼ばれています。一方で、症状が治まらないまま痒さやしっしんが続くものを慢性じんましんと呼んでいます。じんましんの特徴は、赤みやかゆみだけではなく、症状がひどくなってしまうと次々に新しい膨らみがあらわれたり、どんどん範囲が広がったりすることもあります。
じんましんの大きさは、1~2mm程度から大きさは様々で、症状によってはじんましんが融合して、体の大部分が覆われてしまうといった危険性もあります。形そのものには特に意味はないのですが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴です。じんましんだと思っていた症状が、カサカサに乾燥してしまったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気を疑う必要もあるそうです。