じんましんの合併症についてお話しします。じんましんの合併症には、主に血管神経性浮腫が挙げられます。血管神経性浮腫とは、皮下組織、皮膚の真皮深層、粘膜下組織などに生ずる浮腫(むくみ)です。またクインケ浮腫と言われることもあり、じんましんと合併して現れることが多いとされています。
血管神経性浮腫は発生頻度が非常に高く、じんましん患者の約半数にみられると言われています。年齢は男性、女性ともに30~40代に多いと言われ、気道に生じた場合には、呼吸困難を引き起こし、、生命に危険を及ぼすこともあります。
血管神経性浮腫の主な症状は、突然まぶたや唇などに数センチのむくみが現れます。むくみの期間は、数時間から長くても3日ほどで消えますが、血管神経性浮腫は何度も再発を繰り返します。一般的にはかゆみや痛みなどはなく、表面に張りがあって、指で押しても引っ込まずに、1度に数個程度です。
むくみの現れる場所は、必ずしも一定ではなく、胃や喉などの粘膜がむくむこともあります。むくみの症状が胃に現れた場合は、腹痛や嘔吐、下痢などを起こす場合があります。のどに現れた場合は、呼吸困難を起こすこともあるので、非常に危険です。
このような原因はどうして起こるのか、詳しいことはまだわかっていませんが、血管神経の異常が原因とされています。
治療法には2つの方法があります。1つには変調療法という治療法が用いられ、これは自律神経の働きが関わっている場合、自律神経を調整する治療を行います。もう1つは減感作療法といって、これはアレルギーが関与していると思われる時に行われ、アレルギーの原因となっているものに、少しずつ体を慣らしていく治療法です。
じんましんは、皮膚の浅い層の部分に赤みやブツブツなどの皮疹や、いろいろな大きさの部分的なむくみが出現してしまいその部分に強いかゆみを伴う症状のことを言います。じんましんの症状によって痛みや感じ方にも違いがあります。焼けるような熱さを感じることもありますし、チクチクとした痛みを感じたりすることもあります。じんましんは発症してから数分から数時間後にだんだんと消えてなくなります。
しかし、症状によっては再発を繰り返すこともあります。発症時間の短いじんましんで、すぐに治まるようなものが急性じんましんと呼ばれています。一方で、症状が治まらないまま痒さやしっしんが続くものを慢性じんましんと呼んでいます。じんましんの特徴は、赤みやかゆみだけではなく、症状がひどくなってしまうと次々に新しい膨らみがあらわれたり、どんどん範囲が広がったりすることもあります。
じんましんの大きさは、1~2mm程度から大きさは様々で、症状によってはじんましんが融合して、体の大部分が覆われてしまうといった危険性もあります。形そのものには特に意味はないのですが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴です。じんましんだと思っていた症状が、カサカサに乾燥してしまったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気を疑う必要もあるそうです。