蕁麻疹の治療をおこなう場合には蕁麻疹の原因となっているものを除去することと蕁麻疹の症状に対する治療の二つの観点から行うことになります。急性蕁麻疹の場合は、その症状がでてからしばらくすると消える場合が多いようですが、蕁麻疹の原因を突き止めていきまた蕁麻疹が発生しないようにすることが大事です。
慢性蕁麻疹の患者の場合には蕁麻疹の原因を捜し出すことがとても難しいようです。一時期は肝臓や妊娠が疑われた時期もあったようですが、蕁麻疹を起こす誘発因子や悪化因子を捜してなるねく避けるようにしなければなりません。蕁麻疹に関する症状に対する治療の場合は、痒みに対する治療が一番重要で急性蕁麻疹の場合は呼吸困難にならないようにすることがとても大事なのです。蕁麻疹の膨疹から鼻や喉、気管支の粘膜が腫れ上がってしまい空気の通り道が細くなってしまうからです。ひどい場合は死亡してしまうこともありますので直ちに専門医の治療を受けるようにしたほうがよいでしょう。
蕁麻疹の治療にはまず抗ヒスタミン剤をもちいます、主に蕁麻疹の痒み用に使われており最良の対処法といえます。抗ヒスタミン剤を投与しても效果がない場合には投与する量を増やすよりも他の系列の抗ヒスタミン剤を添加するようにします。そして次はステロイドを使うことになり、抗ヒスタミン剤をつかっても効果がみられない場合にはステロイドを使用するのです。けれどもステロイドは抗炎症剤であって蕁麻疹には効果のないことも多いため特に慢性蕁麻疹にはなおさらといえます。
じんましんは、皮膚の浅い層の部分に赤みやブツブツなどの皮疹や、いろいろな大きさの部分的なむくみが出現してしまいその部分に強いかゆみを伴う症状のことを言います。じんましんの症状によって痛みや感じ方にも違いがあります。焼けるような熱さを感じることもありますし、チクチクとした痛みを感じたりすることもあります。じんましんは発症してから数分から数時間後にだんだんと消えてなくなります。
しかし、症状によっては再発を繰り返すこともあります。発症時間の短いじんましんで、すぐに治まるようなものが急性じんましんと呼ばれています。一方で、症状が治まらないまま痒さやしっしんが続くものを慢性じんましんと呼んでいます。じんましんの特徴は、赤みやかゆみだけではなく、症状がひどくなってしまうと次々に新しい膨らみがあらわれたり、どんどん範囲が広がったりすることもあります。
じんましんの大きさは、1~2mm程度から大きさは様々で、症状によってはじんましんが融合して、体の大部分が覆われてしまうといった危険性もあります。形そのものには特に意味はないのですが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴です。じんましんだと思っていた症状が、カサカサに乾燥してしまったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気を疑う必要もあるそうです。