じんましんは精神的な影響からでることもあります。そういった観点からみても人間の心身を総合的に治療する漢方薬は、じんましんに適した治療法であると判断することができます。そして漢方単独であっても効果が期待することができます。またかゆみが激しいときは抗ヒスタミン剤を併用することが多いみたいです。漢方薬の症状別の効能についてご紹介したいとおもいます。
漢方では対症療法として、かゆみを止める石膏(せっこう)や山梔子(さんしし)などの生薬をつかいます。また根本的な体質改善として補気作用(体力をつける)のある生薬といわれている黄耆(おうぎ)や人参(にんじん)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)なども併用していきます。内臓を強くすることによって末梢への血液の流れも良くなりますので皮膚も健康を取り戻していきます。
精神的なストレスを抑える生薬の柴胡(さいこ)、竜骨(りゅうこつ)、牡蛎(ぼれい)なども加えてストレスに備えていきます。漢方薬が持つメリットの1つとして、良くなった後には薬を飲むのをやめても悪くならないといった点があります。体にある病気治癒力を利用した漢方なので皮膚だけでなくて身体の内面から美しく健康な肌を手に入れることもできるのです。
そして漢方薬は健康保険の適用を受けることができます。逆に健康保険が適用されるということは、医師の判断が必要でもあるということになります。漢方薬は個人の知識だけではおすすめできません。勝手な解釈で漢方薬を服用すると全くじんましんが改善されないどころか一層悪化する場合もあります。個人の判断でインターネットなどで購入したりするのは危険だといえます。
じんましんは、皮膚の浅い層の部分に赤みやブツブツなどの皮疹や、いろいろな大きさの部分的なむくみが出現してしまいその部分に強いかゆみを伴う症状のことを言います。じんましんの症状によって痛みや感じ方にも違いがあります。焼けるような熱さを感じることもありますし、チクチクとした痛みを感じたりすることもあります。じんましんは発症してから数分から数時間後にだんだんと消えてなくなります。
しかし、症状によっては再発を繰り返すこともあります。発症時間の短いじんましんで、すぐに治まるようなものが急性じんましんと呼ばれています。一方で、症状が治まらないまま痒さやしっしんが続くものを慢性じんましんと呼んでいます。じんましんの特徴は、赤みやかゆみだけではなく、症状がひどくなってしまうと次々に新しい膨らみがあらわれたり、どんどん範囲が広がったりすることもあります。
じんましんの大きさは、1~2mm程度から大きさは様々で、症状によってはじんましんが融合して、体の大部分が覆われてしまうといった危険性もあります。形そのものには特に意味はないのですが、円形、環状、線形、地図状などの赤みが特徴です。じんましんだと思っていた症状が、カサカサに乾燥してしまったり、茶色く跡が残ったりしたら、別の病気を疑う必要もあるそうです。